物理は図から!
物理の公式をしっかりと頭に入れたら、問題を図にして「見える化」する練習をしましょう。簡単な問題でも、少し組み合わさった問題なら、図にするくせをつけましょう。
頭の中で、いろいろな関係を見抜き、式を操り、暗算をしてしまえる人も、中にはいる(T大の教授から、何年かに一人くらいそういう人がいる、と聞いたことがあります)そうですが、普通はそうはいきません。
「ikeT物理は図が全て」と思っています。
的確な図を、ある程度ていねいに描きます、そこに必要なことを書き込み、本文をいちいち探さなくてもすぐに分かるようにします。この見える化の過程で、どのような物理的関係が潜んでいるのかが分かってきます。これが見える化、分かる化です。
ここで、見抜いた物理的関係を式にして並べます。先回りして解くのではなく、きれいに分かりやすく並べます。そして解いていくのです。式を解くのは、計算用紙でもいいと思います。解答自体がごちゃごちゃにならないように気をつけましょう。
図をしっかり描くのも慣れると、さらっと描けるようになります。くれぐれも美術作品ではないので、さらっと簡潔に描きましょう。