すごい実験

 (著者)多田 将 ただ しょう
(出版社)イースト・プレス
何がすごいかって,著者はまさにヴィジュアル系なのだ。インターネットで検索すれば,写真がいっぱい出てきます。もっとすごいのは,本当にすごい実 験をやっているばりばりの研究者なんです。さらにすごいのは,著者いわく「不真面目で頭の悪い高校生だった」と謙遜されるが,専門のニュートリノの実験に 関して,すごくわかりやすく書かれていることです。
この本は,東京の高校で行われた2011年に行われた4回の授業がもとになっています。皆さんと同じ高校生相手に実際に語られただけに,目次を見るだけで読んでみようという気になりますよ。
この本を読んで,ニュートリノや素粒子に興味を持ってもらえたらikeTはとってもうれしい。是非,手にとって見てください。